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1/13 院内体操教室 「体のバランスを整える」

●はじめに
お久しぶりです!理学療法士(PT)近藤です。
超久々の投稿になります。
なぜこんなに開いてしまったのかというと…
ただただやる気が出ない それだけです(笑)
ここから怒涛の投稿をしていきます。
楽しみにして下さっていたみなさん、
申し訳ございませんでした。
今回は、1/13に行われた院内体操教室
「体のバランスを整える」の様子を
報告していきます!



●体操教室の様子
今回の担当は、山形でした。


多くの方が参加してくださいました。
はじめに自分の今のバランスを実感してもらい
何が苦手なのかを分析していただきました。




その後、それぞれにあった体操を指導させていただきました。
みなさん、いい汗を掻いていました。(笑)




●さいごに
当院は、このような体操教室を定期的に
開催しています。
この体操教室を通してみなさんの
介護予防に少しでも
貢献できたらと思います。
皆さんのご参加を心より
お待ち申し上げます!

 

院内勉強会「アキレス腱症の診かた」

理学療法士の山形です。
今回の院内勉強会では「アキレス腱症の診かた」を中心に学んだため報告します。
下の写真は院長のアキレス腱を超音波にて確認しているところです。


 
 
〇アキレス腱について
 
・アキレス腱は腓腹筋とヒラメ筋の腱性部により形成されている。
・踵骨(かかとの骨)の後上方隆起の2cm遠位に成人では前後径は5~6mm、2×2cmの広い範囲で付着している。
・アキレス腱付着部には腱の摩耗を防止する2つの滑液包がある。
腱の前方には後踵骨滑液包、後方にはアキレス腱滑液包がある。
・アキレス腱は細胞や血管に乏しい組織である。
・腱の付着部から2~6cm近位部分は筋腱移行部や踵骨付着部に比較して血流が少ないため、腱の変性が起こりやすく腱断裂の好発部位である。
・アキレス腱は表層には腱上膜があり、腱上膜はパラテノンに囲まれている。
・腱上膜とパラテノンの間には組織液の貯留する薄い層があり、腱の滑走時の摩擦を防ぐ構造になっている(下図、左は滑膜性腱鞘を有する腱 右はアキレス腱)。


 
慢性のアキレス腱障害には腱実質部の障害と腱付着部の障害がある。
 
〇腱実質部の障害について
 
・パラテノンに炎症を起こすアキレス腱周囲炎とアキレス腱内に障害の及ぶアキレス腱症がある。
・ともに腱実質部に腫脹と圧痛を認めることが多い。
・アキレス腱周囲炎は足関節を底背屈させても圧痛部位は変化しないがアキレス腱症は変化する。
・アキレス腱の障害は腱の炎症ではなく変性所見が中心である。
・画像所見はMRIが有用である。
・T2強調画像にてアキレス腱症では腱内に高信号変化が、アキレス腱周囲炎では腱周囲の滑液の貯留やパラテノンの高信号変化を認める。
・腱の変性が高度になると腱の力学強度も低下し腱断裂にいたる場合がある。
 
 
腱変性の要因には外的要因と内的要因がある。
 
外的要因は腱への過負荷が挙げられる。
腱は外傷や慢性の負荷により微小断裂が起こり、その修復過程において腱の良好な修復が阻害されると腱は変性する。
 
内的要因としては年齢、性別、体重のほか脂質異常症や腎臓透析、副甲状腺機能亢進症や関節リウマチなどがある。
またステロイドやニューキノロン系抗菌薬などの薬剤も危険因子と考えられる。
 
 
治療について
 
①保存療法
・安静、薬物療法:運動の一時中止、負荷の軽減、外用消炎剤の塗布、炎症が強い場合は消炎鎮痛剤の経口投与
・装具療法:足底挿板、アーチサポートの使用、外固定を行う。少なくとも2~3か月間行う。
・運動療法:Excentric loading exerciseが有用である。
・注射療法
・体外衝撃波療法
 
②手術療法
・経皮的腱切り
・足底筋腱切除とアキレス腱周囲組織切除
・変性部の切除と腱の修復または再建
 
 
〇腱付着部の障害
滑液包炎を原因とするもの、踵骨付着部での骨隆起や滑液包のインピンジメントによるものがある。
その他、踵骨の後外方の骨性隆起と軟部組織の肥厚はpump bump(ハグランド病踵、ハグランド病)ともいわれる。
 
 
滑液包炎
・典型例ではMRIにて拡大した滑液包に水腫を認める。
・後踵骨滑液包炎の診断にはtwo-finger squeeze testが有用である(下図)。

 
Pump bump
・アキレス腱自体に問題はなく、踵骨後外方の骨隆起や軟部の肥厚により靴の障害を起こす。
・MRIでアキレス腱内の信号変化や滑液包炎の有無を評価することが重要である。
 
付着部のアキレス腱症
・踵骨の後上方隆起がアキレス腱とインピンジして付着部の腱の変性を起こす病態である。
・骨棘の有無が症状に関連することは証明されていないが骨棘の大きさは症状と関連する。
 
 
治療について
 
①保存療法
・安静、薬物療法:局所安静やアイシング、経口・外用の非ステロイド性抗炎症薬を使用する。
・装具療法:足底挿板、アーチサポートを使用する。少なくとも3か月程度は行い痛みを確認する。
・運動療法:Excentric loading exerciseが有用である。少なくとも3か月は継続するように指導する。
・注射療法
・体外衝撃波治療
 
②手術療法
・直視下病巣切除と踵骨後上方隆起の骨切除
・小侵襲手術
・長母趾屈筋腱移行術
・Gastrocunemius recession
 

院内勉強会「アスリートにおける鼠径部痛」

理学療法士の森田です。
先日、院内勉強会が行われましたので報告します。
 
今回、「スポーツ股関節痛」を主題として、
アスリートに鼠径部痛は診断が困難であり、
治療が長期化することが多く未だにその診断と治療
に一定のコンセンサスが得られていない。
2014年に鼠径部痛(groin pain)は5種類に分類された。
 
その分類方法は簡潔であり画像診断を一切含まないことが
特徴であり、シンプルにすることを重視し、触診と抵抗時痛
を中心とした身体所見による評価を用いて分類した。
 
◎5種類の分類
〇内転筋関連鼡径部痛
内転筋に一致した圧痛と内転筋の抵抗時痛を有する鼠径部痛。
疼痛評価だけでなく内転筋の筋力低下の評価も重要である。
 
〇腸腰筋関連鼡径部痛
股関節屈曲時の抵抗時痛、もしくは股関節伸展時の伸張時痛
にて診断される。
圧痛による診断は触診に関して不確実性があるため
特別に記載はない。
 
〇鼠径部関連鼡径部痛
鼠径管に一致した圧痛を有するが、ヘルニアが触知されて
はいけない。抵抗時痛はvalsalvaや咳嗽などによって出現
する疼痛をもって陽性としている。
 
〇恥骨関連鼠径部痛
恥骨結合を中心にその周囲の骨性組織の局所的な圧痛を認める。
恥骨関連鼠径部痛のみが抵抗時痛を誘発する徒手検査を
必要とされず、圧痛のみをもって診断されるのが特徴的である。
内転筋の付着部とも一致するため、時に内転筋関連鼡径部痛
との判別に難渋する。
 
〇股関節関連鼠径部痛
日本では、股関節痛と鼠径部痛は別々な疼痛として考えられる
ことが多いが、股関節内に疼痛の原因があっても鼡径部痛として
捉えることが重要である。
スカルパ三角を中心とした徹底した触診に加え、catching症状
などの機械的症状の有無を確認するが、身体所見のみで
股関節関連鼠径部痛を診断することは難しい。
FABER(flexion-abduction-external-rotation)test
FADIR(flexion-adduction-internal-rotation)test
の施行を推奨している。
しかし、股関節疾患に対する徒手診断は感度が高いが特異度が低い
ことから、股関節疾患の除外診断には有用であるが陽性をもって
安易に股関節関連鼡径部痛と診断することは避けるべきである。
 
◎大腿骨寛骨臼インピンジメント
大腿骨近位と寛骨臼の骨形態異常がスポーツなど繰り返し動作
によりインピンジメントし、寛骨臼関節唇や軟骨損傷を引き起
こす疾患概念である。
現在、アスリートのFAIに対する手術は股関節鏡視下手術を
中心に多く行われ、良好な臨床成績が報告されている。
手術は、インピンジメントの原因となる骨形態異常の修復と
インピンジメントの結果として起こる寛骨臼関節唇損傷の治療
を同時に施行することが可能である。
インピンジメントの解除が鼡径部痛の治療に効果的
という報告もある。
インピンジメントによって恥骨結合および仙腸関節にストレス
がかかることも報告されており、FAIと恥骨関連鼡径部痛の
関連についても注目すべきである。
 
◎groin painの機能不全を探せ
診断・治療を行うにあたり、詳細を問診で痛みが発生する
数年前まで遡って機能不全を起こすに至った外傷・障害や
トレーニング内容を確認することが重要である。
痛みを伴っていなくても、機能不全をきたしていることで
反復する運動により痛みを生じる可能性が高まるため、
機能不全の早期修正が予防につながる。
慢性化したgroin painは、運動を休止しただけでは
機能不全は改善せず、たとえ器質的病変が修復しても
復帰が難しい。しかし、機能不全を改善すれば、
器質的病変が修復しなくても復帰可能な例が存在する。
 
◎リハビリテーション
胸郭の可動性、体幹機能、運動連鎖を評価して改善
させる。呼吸と肋骨、横隔膜の機能を改善させる
ことで、下肢の動作に先行してコアのインナーユニット
による体幹の安定化が適切に行われ、それによって
主動作筋であるアウターユニットは少ない活動量で
安定かつ円滑な動作遂行がなされることが研究・
報告されている。また、骨盤・股関節の安定性には
骨盤の位置と体幹筋群の収縮のタイミングが重要
であるという報告もなされている。


 

2020/1/18 PT勉強会 「臨床推論トレーニング」


●はじめに
こんにちは、理学療法士(PT)の近藤です。
今年最初のPT勉強会を開催しました。
テーマは、
「臨床推論トレーニング」でした。
PT1名を被験者にし、皆で考えていきました。
その時の様子を今回は書いていきたいと思います。



●臨床推論とは
まず、臨床推論とは何かを簡単に
説明させていただきます。
臨床推論とはクリニカルリーズニング(以下:CR)
とも言われます。意味としては対象者の訴えや
症状から病態を推測、対象者に最も適した介入を
決定していく一連の心理的過程とされています。
推論というと単なる自分の憶測とされることもありますが、
ここで言う推論とは正確な情報に基づく
科学的な解釈による鑑別と判断の一連の過程です。
そのために求められる基本的な要素は、3つあります。
1つめは問題解決と目標指向的な思考です。
2つめは散見された理論を対象へ適用することです。
3つめとしてそれを頭の中で組み立てられる
認知・心理的過程です。実はこの3つめが非常に重要であり
苦手意識を持つ部分となります。

その点を皆で定期的に行い、トレーニングしていくことで
患者にも汎化していく事ができます。



●勉強会の様子
それでは勉強会の様子に移ります。
被験者は、山形にお願いしました。
片脚立位に着目して行いました。
こちらがビフォーです。




右片脚立位を改善しようという形で
進めていきました。
評価と介入の様子です。



いろんなセラピストの意見を交えながら
考え抜きました。文献による根拠を
付けながら行います。
これがポイントです。それをいかに
わかりやすく説明するかがトレーニング
となります。
こちらがアフターです。


最初よりも肩の位置や骨盤の位置が
変化していると言えます。
ただ、改善しなかったところ
なぜ変化したかを説明しきれなかった
ところもありました。その点を
次回に再検証する事となりました。
この繰り返しにより
ブラッシュアップが可能となります。
意見もたくさん出て
とても良い勉強会になりました。


●さいごに
当院PTは定期的にこのような
勉強会を行なっています。

今年も患者様のため研鑽
していきます!
こちらのブログもぜひ
これからものぞいて見てください。




 

勉強会「PNFアドバンスコースLevel3A」受講

こんにちは 理学療法士の小幡です。

先日、12月8日㈰~12日㈭に鳥取県米子市のWhite DaLEで、
IPNFA(国際PNF協会)の認定アドバンスコースLevel3Aを
受講してきました。

講師はベーシックコース同様シニアインストラクターの
Benedikt Boemer(ベネディクト ブーマー)氏による
コースでした。

今回から、コースの終わりに筆記試験と実技試験があり、
頭が悪いながらも無事合格することができました!
まだまだPNF(proprioceptive neuromuscular
facilitaition・固有受容性神経筋促通法
)の理解が
まだまだ浅いので、もっと深めていけると良いかと
考えています。

これからも学んだことを臨床に役立てていきたいと思って
おります。
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