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7/16 院内体操教室

●はじめに
 こんにちは、理学療法士の近藤です。
皆さん、暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

早速ですが、7/16の月曜日に院内にて体操教室を
開催いたしました。その時の様子を報告させていただきます。


様子
 今回のテーマは、「疲れにくい体づくり」でした。
メインの司会は、PT山形でした。残念ながら写っていません・・・


とても多くの参加者がいらっしゃいます。様々な運動を通して
疲れにくい体づくりの方法について実践的に伝えています。



きつすぎない適度な運動なので皆さん満足されている様子でした。
なかには、難しい人もいましたが、それは決して悲観する事
ではありません。現状の自分の身体状態を知ることがまず
非常に大切です。そこから徐々に運動を継続し、
身体が良くなっていくことを実感していくことが大事である
と言えます。


●さいごに
 本院ではこのような体操教室を定期的に開催しています。
老若男女を問わず様々な方に参加していただけると
光栄です。
 次回の体操教室は、9/17の月曜日です。
テーマは、「肩こり」を予定しています。
(テーマは、変更されることがありますので
 あらかじめご了承ください)
参加費は、1000円です。
予約制となりますので、本院にお電話していただき、
体操教室の予約と申し付けください。
是非、ご参加ください!

勉強会「PNFベーシックコースPNF1」

こんにちは。理学療法士の小幡です。
7月11~15日に、「PNFベーシックコース」の勉強会PNF1を、鳥取県の
米子にあるWHITE DALEにて学んできました。
講師は、IPNFA®シニアインストラクター ベネディクト・ブーマー
    IPNFA®アシスタント      大森崇史

講義は、インストラクターの方が英語で話されたのを、アシスタントの方が
適宜、通訳しながら進行していきました。

PNFはコンセプトであり、臨床での治療を考える手段の一つですので、
興味のある方は、参加されても良いのではないかと思います。

今の知識や技能で、悩んでいたりする人には、希望の光になりうる
かもしれません。

8月には、PNF2の勉強会が、今回と同じ場所のWHITE DALEにて
行われるので、学んできます。

ありがとうございました。




 

院内勉強会「脊椎脊髄疾患について」

こんにちは。理学療法士の小幡です。
院内での勉強会がありましたので、まとめていきます。

☆【頚髄症】 
 〇病態
  ・圧迫性脊髄症の発症には、①静的因子、②動的因子、
        ③脊柱管狭窄因子、④循環因子の4つの因子が関与
  ・主な慢性脊髄圧迫障害の原因疾患としては、「頚椎症性脊髄症」
       「後縦靭帯骨化症」「黄色靭帯骨化症」「脊髄腫瘍」などがある
  ①静的因子
   →脊柱管内に突出した骨棘や椎間板、後縦靭帯骨化巣の存在が
            その因子となる

  ②動的因子
   →頸椎の伸展により黄色靭帯がたくれ込み脊髄を圧迫
    pincers mechanismという伸展による脊髄圧迫
    後屈時に後方にすべった椎体後縁と椎弓間に挟まれる
                                                           (dynamic canal stenosis)
            頸椎を屈曲すると、脊髄が骨棘の上で伸長され、虚血状態となる

  ③脊柱管狭窄因子
   →単純X線頸椎側面像において脊柱管前後径が13㎜以下に
            狭小化していることは、それだけで脊髄が圧迫されやすい
            状態に置かれている

  ④循環因子
   →慢性的な循環不全も脊髄症の発症に関与

 〇神経学的所見
  →手指の巧緻障害の有無と程度の確認
                                             (10秒テスト、finger escape sign)
   歩容のチェック(痙性歩行)
   Ronderg徴候、Mann試験、Lihermitte徴候(後索障害)、
         SpurlingテストやJacksonテスト(神経根症の合併)
   WrightテストやMorleyテスト(胸郭出口症候群の合併)
                                                                          などをチェック

 ☆【頸部神経根症】
  〇病態
   ・脊柱管や椎間孔内で神経根が圧迫された結果、頸部・肩・
            上肢痛など局部の関連痛とその神経根の支配領域に感覚
            および運動麻痺をきたしたもの
   ・原因疾患は変形性頚椎症(Luschka関節や椎間関節の骨棘
           や肥厚)、 椎間板ヘルニア、脊柱靭帯骨化症、腫瘍性病変
                                                                         などが挙げられる
  
  〇臨床症状
   ①頸部痛
   ②頭痛
   ③手指しびれ
   ④上肢疼痛
 
  〇神経学的所見
   ①知覚障害(痛覚・触覚)
   ②運動障害(MMT)
   ③筋委縮・繊維束攣縮(fasciculation)
         ④誘発テスト
         (Jacksonテスト・Spurlingテスト・Shoulder depression test)
   ⑤深部腱反射

     〇鑑別診断
   ①脊椎疾患
    →頚髄症、脊椎腫瘍、平山病、感染症性疾患など
   ②中枢神経疾患
    →脳血管障害、脳腫瘍、多発性硬化症(MS)
   ③神経疾患
    →運動ニューロン疾患など
   ④絞扼性抹消神経障害
    →手根管症候群、肘部管症候群、肩甲骨上神経絞扼症候群、
     胸郭出口症候群など
   ⑤肩関節疾患
    →肩関節周囲炎、腱板損傷など
   ⑥上肢疾患
    →ドゥ・ケルバン腱鞘炎、外側上顆炎など

参考文献:MB Orthop.30(10):1-13、2017.

Web講演会 「骨粗鬆症マネージャーへの期待」

6/28に豊田市福祉センターにて開催されたWeb講演会”Osteoporosis Live Symposium”に山形・武田で参加しました。今回はその中の「高齢化社会における骨粗鬆症マネージャーへの期待」について報告したいと思います。


〇日本は超高齢社会(65歳以上の人口が全人口の21%以上)
⇒2017年時点での高齢化率は27.7%、2060年には39.9%になると予想されている。
 
〇地域包括ケアシステムの構築を2025年までに目指す
…団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される連携協力サービス。
 
〇高齢者の死因(65歳~)
 1、悪性新生物(ガン)
 2、心疾患(高血圧性を除く)
 3、肺炎⇒寝たきり、要介護状態が原因
 
〇要介護になりやすい病気、症状
1、脳血管疾患
2、認知症
3、高齢による衰弱(フレイル、サルコペニア)
※サルコペニア…加齢に伴う筋力、筋肉量の減少
※フレイル…サルコペニアなどにより筋力や活動が低下
 
4、骨折・転倒
 ※特に80歳以上
 

☆転倒の予防

〇筋肉量は加齢に伴い減少するが、特に下肢の筋肉量の減少は早期からみられる。
 ⇒とっさに足が出ない、足が上がらずにつまずく等で転倒につながる。
 
〇筋力低下の指標
・握力:男性26kg未満 女性18kg未満
 
・ふくらはぎ周囲:男性36cm未満 女性33cm未満
⇒両手の人差し指と親指で輪を作り、ふくらはぎに当てた時に指が触れてしまう、輪ができてしまう場合は注意が必要。
 
 
〇ロコモティブシンドロームの認知度
 
ロコモティブシンドロームとは?
…運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のこと。これにより生活の自立度が低下し、寝たきり、要介護につながる。
 
ロコモティブシンドロームの認知度を上げる取り組みが行われており、2022年には認知度80%以上を目標としている。

認知度を上げることで一人一人が運動器の健康維持に対して関心を持ち、ロコモティブシンドロームを予防してもらう。
※2018年度の認知度は48.1%
 

☆骨折の予防
 
〇一次予防…骨折を未然に予防する。
 

図1 原発性骨粗鬆症の診断基準
 
・原発性骨粗鬆症:加齢・閉経に伴ってみられる。
・続発性骨粗鬆症:他の疾患に伴ってみられる。
(糖尿病、慢性腎臓病、関節リウマチ、副甲状腺機能亢進症、ステロイド薬、性ホルモン低下療法など)
 
・骨量測定は骨折によるQOLの低下が著しい大腿骨近位部、椎体部を測定できる躯幹骨用DXA装置で行うのが望ましい。
 
 
 
〇二次予防…骨折した人の次の骨折を予防する。
 
・全ての臨床的な骨折は、死亡の相対リスクを約2倍増加させる。
※橈骨遠位端骨折など、骨粗鬆症性骨の中にも死亡相対リスクの増加は見られないものもある。
 
・大腿骨近位部骨折患者の約20%は1年以内に死亡、約25%は長期にわたる介護が必要となり、約50%は移動能力が完全に回復することはない。また大腿骨近位部骨折患者の約半数は二次予防の対象者から出ている。
 
・ある調査では大腿骨近位部骨折者の80%の方に既存椎体骨折を有していた。
椎体骨折から大腿骨近位部骨折と”骨折連鎖”を起こしている。
 
・骨粗鬆症性骨折を起こした患者が再骨折する危険性はほぼ2倍に上昇するにもかかわらず、骨折後に適切な骨粗鬆症治療による予防が行われていない割合は約80%に上ると推定されている。

シームレスな医療ネットワークの構築が重要であり、多職種連携、治療推進役として骨粗鬆症マネージャーの働きが期待されている。
 
 

☆骨粗鬆症マネージャーとは

骨粗鬆症に関する知識を有するメディカルスタッフとして、基本的知識と技能を一般社団法人日本骨粗鬆症学会が認定する資格である。専門スタッフとして骨粗鬆症の予防、診断、治療を提供し、また広く社会啓発活動を行うことで、超高齢社会における健康格差の縮小と健康寿命の延伸に貢献する役割を担う。
 
 

☆まとめ
 
骨粗鬆症治療・ロコモティブシンドローム予防

転倒・骨折の予防

寝たきり・要介護を減らす

健康寿命を延ばす
 
この骨粗鬆症治療・ロコモティブシンドローム予防に骨粗鬆症マネージャーが介入することで治療水準を上げ、健康寿命の延伸に貢献する。
 
 


 
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