〒470-0207 
愛知県みよし市福谷町壱丁田1番地1

【受付】8:30-12:00/15:40-18:30
【休診日】木曜午後、土曜午後、日曜日

クリニックブログ BLOG

「フランクリンメソッド×ピラティス ワークショップ」の参加

こんにちは 

理学療法士の小幡です

先日、フランクリンメソッド×ピラティス ワークショップに参加
させていただきました

今回は「より良い呼吸をするために」をテーマに学びました

フランクリンメソッド
 機能解剖や生体力学をわかりやすく、イメージを使って実践的に
身につけていく教授法を学ぶことができます

呼吸:胸郭/肋骨のデザイン
○最適な肺の換気ができること
○88の関節と46の筋肉が関わり
 →複雑なアクションとなる

呼吸に主に関わる筋や関節
 ○横隔膜
  ・横隔膜は、腰椎にも付着しており、下げるように働き、
   内圧を高める作用がある
  ・脚が引っ張られ、限界までいくと傘の部分が引っ張られ、
   呼吸量が増加する
  ・拮抗筋である大・小腰筋、腰方形筋は横隔膜の停止部の
   一つである浮遊肋骨にも付着しているため、呼吸に影響
   する
 
 ○肋椎関節
  ・肋骨1・11・12番目は1つの椎骨のみつながっている
  ・肋骨2~10番目は、関節の中に靭帯を有し、2つの別々の
   関節スペースをつくっている
  ・星型をした靭帯(放射状(肋骨頭)靭帯)が関節を強化
   している
  ・関節の動きは、回旋とスライド

 ○肋横突関節
  ・第1肋骨~第10肋骨までの肋骨結節の間と脊椎の横突起の
   関節頭に見受けられる
  ・最下位の3つの肋骨には肋骨結節も肋横突関節もない
  ・第1~第10肋骨は背骨と胸骨の両方に付いており、クローズ・
   キネマティック・チェーンをつくっている
  ・第11・12肋骨はオープンチェーンである

ピラティス(Pilates)
  創始者Joseph Pilates により、戦争による傷病兵のリハビリ
から始まった
 
 ○呼吸 
  ・ピラティスの原則を導く要素のひとつ
  ・全身機能に不可欠
  ・循環器系が酸素を十分に含んだ血液を細胞に送り、代謝廃棄物
   を取り除く(Internal Shower)
 
これらの知識をもとに、身体を動かし、身体の変化を体感しました

 感想としては、身体の使い方に意識を向けることで、身体を楽に動かす
ことができるようになり、快適な生活をおくる一助となるのではないかと
思いました