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第14回 Tryangle 勉強会への参加

理学療法士の小幡です

6月19日(日)におんじぃのへや知立店にて、「肩関節に対する基礎知識と治療戦略についての再考」についての

勉強会に参加させていただきました。

 

流れ

①肩関節を構成する骨の形状、靭帯の理解

②リーチ動作から見る肩関節の動作分析

③片麻痺のクライアントの肩関節の評価・治療戦略の考察

④肩関節の動きを考える上での筋の作用の理解

以下、勉強会の流れに沿って、理解したこと、学んだことをまとめていきたいと思います

 

①肩関節の解剖について

○肩関節周囲の靭帯

 ・烏口鎖骨靭帯 

 ・烏口肩峰靭帯

 →棘上筋を下方へ押さえ、関節窩へ上腕骨頭を押しつける求心力の増強に関与

・烏口上腕靭帯

 外旋位:1st position  伸張し、可動域制限の要因となる

     2nd position  伸張し、可動域制限の要因となるが、大胸筋による制限が強い

内旋位:緩む

屈曲・伸展:どちらも可動域制限

・関節上腕靭帯

 

※これらの靭帯の影響があることを頭に入れておき、靭帯や関節包の影響により、

肩甲上腕関節の動きが悪いのか、肩甲骨周囲筋の筋緊張が高く動きが悪いのかを

考えていく必要があることを学びました。

 

Loose packed position

 →関節に生じるストレスが最小限となる肢位

 関節包や靭帯が緩み、関節面が最も離開している

 

※肩甲上腕関節の靭帯や関節包の影響を取り除いた状態から評価をしていくと、

 何が動きの制限をしているのかが分かりやすくなるとのことでした。

 

②③リーチ動作から見る肩関節

 

○リーチ動作

 前方:肩甲上腕関節屈曲

 側方:肩甲上腕関節外転

 後方:肩甲上腕関節伸展 にともなう

  ― 肩甲帯挙上

  ― 肩甲上腕関節外旋

  ― 肘関節伸展

  ― 前腕回外・回内

  ― 手関節伸展    を行っている。

○少し遠くのものをとるには

 ・まっすぐの経路を保ったまま手を動かすためには、体幹の回旋が関節上腕の

  左右の外転と肩甲骨の収縮に対抗している(Kaminski1995

 ・上肢長の範囲外にあるものは、肩甲骨の前方突出と股関節、足関節で体幹を

  前方に移動する

 ・口とコップの相対的位置関係によって、空間における手の運動軌跡が決まり、

  肩関節と前腕の回旋角度が決まる

 

○脳卒中患者との比較

 ・対象物のない無条件の課題よりも、対象物のある有意義な課題を行うときの

  方が、優れたパフォーマンスを示す。

  ― 運動速度が速い 

    可動域が大きい

    運動学的パフォーマンスが良好

 

※脳卒中患者の動画を見ながら、どのように肩関節が動いているのか考察しました。

 

④肩関節の動きを考える

 

○棘上筋・棘下筋

 棘上筋:大結節の前方から結節間溝をまたぎ、小結節の後方に停止する

棘下筋:大結節の前方まで至る広範囲

 

   つまり棘上筋が断裂すると棘下筋にも影響が出てきます

 また外旋位で外転時には棘上筋が優位となり、内旋位で外転時には

棘下筋が優位になります

 

○肩甲骨の安定

 ・肩関節屈曲運動では、角度が増すにつれて肩甲骨の動きが出現するため、

前鋸筋から僧帽筋に変化していく

 ・外転運動では、前鋸筋の活動はなく僧帽筋が主体

 

○肩関節周囲炎の肩関節外転

 ・肩関節下垂位:肩甲骨は肩甲挙筋により挙上、下方回旋

 ・肩関節外転位:肩甲骨は挙上位のまま、過剰に上方回旋し、肩甲上腕関節は健常より可動せず

 

 つまり、肩甲骨下方回旋=関節窩下方位=肩甲棘が下方

 ということなので、肩甲棘の位置を変えれば肩甲骨の位置も変わることが言えます

 

 

勉強会を振り返って...

肩甲上腕関節の制限因子、肩甲骨を動かす筋肉、何が肩関節の動きを悪くしているのか

再確認することができました。

こらからも勉強を続け、治療につなげていけるように頑張りたいと思います。

 

 

勉強会 扁平足について

はじめまして。理学療法士の大岩です。

今回は6/16に“扁平足”についての勉強会が開催されました。今回は扁平足の原因の中でも多く見られる後脛骨筋腱機能不全についてまとめていきたいと思います。

 “扁平足”という言葉は良く耳にします。近年は子どもからお年寄りまで幅広い世代で問題になってきているのが現状です。

 

扁平足とはなんでしょう?

 足部はたくさんの骨と筋肉、靭帯で構成されています。そして基本的には3つのアーチ形成が見られます。

そくぶあし

扁平足とは上記の内側縦アーチつまり土踏まずの部分が落ち込んでしまう状態のことです。

扁平足はなぜ生じるのでしょう?

生まれつきなのか、それとも大人になって生じてくるものなのか・・・・

扁平足の原因はさまざま

生まれつき

 人は生まれた時は、足底に脂肪がついているのでほとんどアーチがない状態で生まれてきます。しかし、歩くことにより筋肉が発達 しアーチが形成されていきます。ほとんどが8歳くらいまでアーチ形成されますが、現代は裸足で遊んだり、遊びの幅が狭まって足指や足の筋力が強化されない事に より、アーチ形成が上手く行われないまま成長してしまう子どもが増えています。

筋肉の問題

 内側縦アーチを作るのに重要な役割をしている筋肉(後脛骨筋)の機能が低下してしまっている

加齢による骨の変形や関節リウマチ、麻痺等の病気によるもの

 骨の変形や、関節の破壊により生じてくるもの 麻痺で筋肉の機能が発揮されない

捻挫や骨折

 ケガによる、筋・靭帯・骨の損傷がきっかけで生じるもの

合わない靴や高いヒールを履き続けるなど足への過負荷

 無理を強いたことにより足部の筋バランスが不釣り合いになり生じる

 

上記の原因の中で、今回は

筋肉の問題“後脛骨筋腱機能不全症”についてまとめていきたいと思います。

まず、後脛骨筋は  脛骨、腓骨の後ろ面から足の内側から足底までついています。

働きは、足首を下に向けて動かして、やや内側に足先を動かします。この筋肉は、足の内側縦アーチの形成に重要な筋肉です。

ず

 

後脛骨筋腱機能不全症

 後脛骨筋の機能が低下すると、足の骨(距骨頭)を支持できずに扁平足障害をきたします。

 治療は病期によってことなります。

  Stage1,2→保存療法が中心。場合によっては後脛骨筋腱の再建を行う。 また扁平足変形が強い場合は踵骨内側移動骨切り術や外側支柱延長術を行う。

   Stage3,4→距舟関節および距骨下関節を固定する二関節固定や踵立方関節まで固定する三関節固定術など行い改善を図る。

 

扁平足の評価

 まず見た目や動きのチェックをします。

 ★内くるぶしの位置が下に落ちていないか

 ★Too many toes sing

 足先が外側に向いてしまう。後方から足部を観察すると扁平足側は指がたくさん見える状態になることが多いとされています。

 ★Single heel rise test

  片足立ちをしてそのまま踵上げをします。後脛骨筋が上手く働いていないと踵が上がらなかったり、踵が外側を向いて上がってしまいます。

 そのほかレントゲンなどでチェックをしていきます。

 

扁平足になると、バランス能力の低下、足底にかかる荷重の分散が上手く行えず他人より疲労感が強く現れたり、外反母趾やタコができたりします。 足部の問題は、ほっておくと膝・腰・肩・頚すべてに影響を与え、痛みを生じる原因となってきます

 当院では、院長先生によるアーチパッドの処方やインソールの相談、理学療法士による運動療法等の治療で疼痛の改善を行っています。扁平足でお悩みの方がいたら、一度当院へご相談ください。

                                                                         理学療法士  大岩

 

 

 

 

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