●はじめに
こんにちは!理学療法士の山内です。
先日の2/23(火)に体操教室を開催しました。
今回のテーマは・・・
「足部から全身へ」
足部に関することをテーマに体操教室をしました。
担当は森田でした。
●体操教室の様子
体操教室では今回、リフレクションボールやタオルを使用した運動を中心に実施しました。
序盤では足のバランスや足裏の感覚を知っていただくために、半円状のポールとHEALTHY WAYを使ってその上を歩いてもらいました!その時の動画は下記から見ることができます。
足部と言われると難しい言葉に聞こえるのですが,土踏まず(アーチ)と言われたらピンと来やすいかもしれません。
足部の機能は・・・
① 足に荷重が大きく乗った時に生じる衝撃を吸収する機能
② 足場が不安定な時などにバランスを保つ機能
③ 歩くときの推進力
これらが足部の機能です。
日常生活で足部の機能が損なわれると,足裏が痛くなりやすかったり,扁平足や外反母趾になりやすくなることがあります。また,バランスが崩れやすくなることで転倒に繋がりやすい他,膝や腰を痛めることもあったりします。
今回の体操教室は,それらのことを説明しながら実際に運動を体感していただきました。
体操教室で一番苦戦されている運動が「足首だけを動かす」「足指だけを動かす」という運動でした。言葉にすると簡単そうなのですが,実際動かしてみると「足首だけを動かそうと思っても足指も動いちゃう」「足指だけを動かそうと思っても足首動いちゃう」「膝や股関節も動いちゃう」という感想が多かったです。
↓下記から動画を見ることができます↓
バランスが必要となる場面や,普段の生活の中では足首や足指だけが動く場面は少ないですが,個別で動かせないと使いやすい筋肉をたくさん酷使してしまい、バランスが崩れやすくなったり,痛みが強くなったりすることがあります。
寝る前やくつろいでいるとき,座っているときでも簡単にできる運動なので試してみてください。
その他にも、ストレッチや筋トレなど全身を使った運動も行いました。
●さいごに
足部は外反母趾や足底筋膜炎などに影響するだけでなく,膝や股関節,日常動作へ大きく影響することを再確認したような体操教室で,学びが多くあったと感じています。
今回の投稿、このブログ内に初めて動画を入れてみました!見にくいかもしれませんが、是非見てみてください!
当院では,このような体操教室を定期的に開催しています。
体操教室を通じて地域の方々や,当院に来院されている患者様へ健康に関する知識をお伝えすることで介護予防に貢献していきたいと思っています。
次回の投稿をお楽しみに!