こんにちは。
理学療法士の山内です。
11月22日(金)に
「骨粗鬆症治療患者さんからの信頼を深め骨粗鬆症の継続率を高める 〜お互いの感情に気を配りながら信頼を深めるコミュニケーション〜」
についての勉強会がありましたので報告します!
骨粗鬆症の治療していくには長い期間で継続していくことが必要とされています。
しかし、その長い継続で挫折をしてしまい、
通院するのをやめてしまう患者様も多くいらっしゃいます。
その理由はたくさんありますが
その中の1つにスタッフと患者様の信頼関係(コミュニケーション)があると考えられています。
骨粗鬆症の治療による長期の継続で様々な感情が出てきます。
不安や恐怖
イライラと怒り
罪悪感
依存心
抑うつ感
フラストレーション
などのマイナスの感情が出てきます。
感情が多く出てきた患者様と接するとき大事なことがあります。
結論から言うと
コミュニケーションによって継続治療に影響を与えます。
コミュニケーションには
言語的(言葉のやり取り)と非言語的(表情や仕草、服装等)があります。
○言語的コミュニケーションが人に影響することについて
骨粗鬆症の治療を長く継続するにあたり患者様はマイナスな感情が出ることを先程お話しました。
症状や継続に対しての辛さをわかってもらえなかったとき、悲しくなったり、やる気がなくなってしまうと思います。
逆に症状や継続に対しての辛さをわかってもらえたら心が軽くなる上、前に進みやすくなります!!
患者様を理解し、承認することで
マイナスな感情を和らげ、継続につながると言われてます。
○非言語的コミュニケーションが人に影響することについて
人は初めての人を見たとき、
無意識で第一印象を決めると言われてます。
例えば、、、
表情が笑顔で接する人と表情が暗い顔で接する人がいたとします。
どちらの方が接しやすいですか?
良い印象を持ちますか?
多くの人は表情が笑顔で接する人の方が
良い印象を受けやすいと思います。
第一印象で悪い印象を持つとマイナスの感情が出てきやすいと言われているので、長く継続することをやめてしまうことも多くなります。
第一印象で良い印象をもつと良い感情となり、さらには前に進みやすくなります。
このように、患者様とスタッフとのコミュニケーションが信頼関係に影響し、骨粗鬆症の継続治療にも大きく影響します。
私達スタッフは患者様が継続して治療できるにように、より一層精進していきます。