こんにちは。理学療法士の後藤です。
現在、JPRのベーシックコースに参加させていただいています。
全6講座の概要を簡単に掲載していきたいと思います。
※JPRより講義内容及び資料の使用・複写禁止されていますのでその点ご了承ください。
第陸講座(2019.10.20)に参加してきましたのでその報告をさせていただきます。
今回も前回に引き続き知識の向上を図るとともに、評価方法(疼痛誘発動作)の精度向上に努めていきました。
今回は「グレードアップ」でした。疼痛誘発動作の精度・触診・アライメントから診る疼痛評価・痛みの”もどり”について学びました。
疼痛誘発動作の評価では評価前後での疼痛を評価します。今まで僕は疼痛の軽減度合いでリリースポイントを判断していました。
しかし、臨床では疼痛誘発動作で増悪が見られる人がいました。いままで軽減するポイントしかダメだと自分で視野を狭めてしまっていました。…ですがこの評価の本来、疼痛の強弱(振れ幅)がより大きいポイントが原因部位であるとのことでした。セミナーでの実技では増悪したポイントをリリースしてみました。以前ブログで評価段階で筋膜リリース後の結果が前もってわかると言ってしまいましたが、間違いでした。振れ幅分その動作において疼痛が軽減が見られ、動作改善にもつながりました。
動作改善つながるのは動きにくかった筋・筋膜・関節の可動性が見られ、代償動作(かばいながら動く)が軽減しとことによるものだと考えられます。そのため運動連鎖によって代償が遠位から連なることで痛みを出していることがあります。そのため疼痛部位の近位ではなく根本の原因が遠位にある可能性があるため局所を見るのではなく全身のアライメントを見る必要があります。
動作パターンやよく行う動作なども見ていくことが大切であると思いました。
日々研鑽を続けより良いリハビリを提供できるように頑張っていきます。
PS:ベーシックコース今回で終わりとなります。長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
また、医院内の伝達講習を近いうちに、行おうと思いますので、その際にまたブログ更新させていただきますのでよろしくお願いします。