●はじめに
こんにちは,理学療法士(PT)の近藤です。4月から行なっている勉強会もいよいよPart4になりました。今回は私が全身的な肩との関係性を話させていただきました。3回内も話す機会をいただき光栄でした。その時の様子をまとめていきたいと思います。
●勉強会の様子
肩関節周囲の疾患は,疼痛も強く長引く傾向があります。どの疾患でもそうですが疼痛を発している部位だけが問題とならないこともございます。そこで肩関節の機能と全身の関係をスライドを用いて話しました。
特に胸郭機能を中心に話しました。驚いたことに肋骨の運動を挙上・下制とばかり思っているセラピストが多いようです。しかし3次元的に考えるとそうではなく回旋運動であることが分かります。この運動により肩甲骨との接触を高め安定させています。その機能と評価を実技で行いました。
この写真は決して可愛い女性に関節技を仕掛ける写真ではございません。肋骨形状を運動に合わせて変化させられるかを評価しているところです。みなさんも熱心に質問してくれたので分からないところもその場で調べながらお互いに理解を深めることができました。
●さいごに
当院スタッフは,このような勉強会を定期的に開催しています。今後も患者様のために研鑽していきます!ブログを楽しみにしておられる方いつも読んでくださりありがとうございます。