骨粗しょう症について
骨粗しょう症は、骨の内部構造が変化して脆くなり、
骨折しやすくなる状態です
骨の一部を壊す機能(骨吸収)と、それを修復する機能(骨形成)がバランスよく働いて良い骨を作っていますが、そのバランスが崩れる(多くは骨吸収亢進)ことによって骨密度が減少します。
骨密度が低いだけでは自覚症状が何もないことがほとんどですが、骨が脆くなることによって骨折を起こしやすくなります。特に背骨や大腿骨に骨折が起こると、痛みのため動くことが困難になり、寝たきりや痴呆症状のリスクが高まります。
ちょっとつまずいてこけただけで骨折をしてしまいました…。
もしかして骨粗しょう症でしょうか?もしそうだとしたら改善されるのでしょうか…?
最近身長が縮んだり、背中が丸くなってきていませんか?
骨粗しょう症の多くは、全く自覚症状がなく進行します。
特に閉経後の女性は要注意ですよ。
骨粗しょう症の治療は、適度な運動と栄養摂取に加え、薬物療法が中心となります。
最近では内服製剤に加え強力な注射製剤もあり、以前よりも格段に治療成績が上がりました。
また定期的な骨密度検査は、骨の健康を維持するために重要です。
心配な方はお気軽にご相談ください。
症状
- 腰が曲がってきたように感じる
- 姿勢が悪くなった
- 背中が丸くなったと言われた
- 腰が曲がってきたように感じる
- 身長が縮んだ気がする
など
当院での治療方法
- 食事療法
- 運動療法
- 内服
- 注射
検査
採血
血液検査では、骨形成機能や骨吸収機能を調べます。
骨密度検査
腰椎と大腿骨近位部の骨密度を計測します。